皆様はご存知ですか?森から生まれた木々は倒木となり、川から大海へと流れ出ます。大海を漂流し、潮の流れにそって海岸へたどり着き、人々から自然のゴミ「漂流木」として見られます。これらの漂流木は単なる自然界の「漂流者」では終わりません。海岸のゴミから有用な資源、さらには創造性溢れるアート作品へと生まれ変わる可能性を秘めています。
漂流木の自然な形状は、そのままアート作品や工芸品として利用されます。様々な種類の漂流木がその特性に応じて活用され、実用的な家具や美しい装飾品に変えられ、無限の可能性を生み出しています。限られた資源を最大限に活用し、朽ちた木を驚くべき形で蘇らせています。
今年、台湾を襲った3つの台風と北東季節風の影響を受け、交通部観光署北海岸及び観音山国家風景区管理処の管轄エリア内の海岸線には多くの漂流木が流れ着きました。新北市政府はこれらの漂流木について即日から拾い集めることを許可し、一般の人々がこの「漂流者」に新たな用途を見つけてくれることを歓迎しました。
漂流木を拾い集めるのを開放するだけでなく、継続的なビーチクリーン活動も行なわれており、島国に住む私たち全員が海洋環境や美しい海岸線の風景を守る役割を担っています。ビーチクリーン活動では地球や海洋生態系の保護意識を多くの人に呼び起こし、生命や旅行が持続されることを願っています。北海岸の美しい景色を楽しむ際には、ぜひこの活動にご参加ください。島民や企業・団体の皆さまのご協力をお待ちしております。皆さまの両手を通して私たちの青い星を守りましょう。

