交通部観光署・北海岸および観音山国家風景区管理処は、「ロマンが広がる雙湾・雙湾サイクリング道路古庄里区間新設工事」により、「2025年第13回台湾景観大賞」を受賞し、北海岸の海沿いサイクリング道路の美的景観づくりに成功しました。本サイクリング道路は新北市三芝区古庄里の八連渓河口沿いの海岸エリアに位置し、本プロジェクトでは「低干渉」設計を採用。サイクリング道路の建設による地域の生態系への影響を最小限に抑えています。訪れる人々はサイクリングを楽しみながら、北海岸の自然と歴史文化が織りなす美しさをより深く体感できます。完成以来、サイクリストたちの“聖地巡礼”ともいえるロマンあふれる隠れた名所となっています。
本プロジェクトは、沿岸の砂地や地形的制約を克服し、全長1キロに及ぶ高架式サイクリング道路の整備を実現しました。これにより、かつて海塩による腐食や老朽化が進んでいた木製遊歩道に代わり、構造を強化して東北季節風にも耐えうる設計としています。また、2018年に大田寮区間が完成して以降、長らく未接続となっていた八連渓河口との分断も解消し、白沙湾・麟山鼻の木道から浅水湾海浜公園までを結ぶ“最後の1マイル”をつなぐことに成功しました。これにより、訪れる人々はより自由に、そして心地よく北海岸の絶景を巡ることができます。本路線は、省道台2号線や海岸沿いの小径、農道などを有機的に結び、連続性と変化に富んだ観光動線を形成しています。周辺には、露出した砂浜や礫岩、林投やハマボウなどの海岸性低木群といった貴重な原生生態が残されていることから、計画および施工の各段階において「低干渉」の原則を採用。地域の生態資源とバランスを守りながら、自然環境との調和を実現しました。サイクリングを通して、北海岸の自然美を間近に感じられるルートとなっています。
北観処によると、北海岸は古くから壮大な海景と多彩なレジャー資源で知られています。台湾最北端の絶景が広がる富貴角灯台をはじめ、沿線に点在する個性豊かなカフェや海岸風景、さらに野柳地質公園の奇岩群などが重なり合い、奥行きのある旅の体験を生み出しています。旅人は自転車で海と空が溶け合う景色の中を走り抜けたり、砂浜を散策して夕日を眺めたりしながら、四季折々に移ろう自然の魅力を味わうことができます。雙湾サイクリング道路の整備によってルートが一体的につながったことで、北海岸をより快適に巡れるようになっただけでなく、このエリアはエコロジーの持続性とレジャーの質を兼ね備えた国際レベルの観光スポットへと進化しつつあります。自然と文化、そしてロマンが溶け合うこの海辺の回廊へ、国内外の旅行者を心よりお迎えします。

「雙湾サイクリング道路・古庄里区間」が第13回台湾景観大賞を受賞。

雙湾サイクリング道路のなかでも最も海岸線に近い“最もロマンチックな”区間で、抜群の眺望で海を望めます。

高架区間の右側には、かつて私的に整地され放置されていた養殖池跡地に、樹木や低木を補植して緑化し、裸地の緑被面積を拡大しました。

防風林帯がないエリアには在来種を植栽し、あわせて防風用の竹柵を設置しています。。