2050年に二酸化炭素排出ゼロという目標を実現するため、北観処は管轄地域の海岸線および山間部の気候や土壌の特色を調査し、これをベースに「植樹計画」を立てました。今日(12日)は新北市石門区役所や地元の町内会長や町民、観光サークルの仲間たちを招き、富貴角と風芸術園区での植樹計画を共同でスタートさせました。
北海岸は北台湾で最も壮麗な海岸線を誇り、独特な自然景観と歴史文化景観が融合しています。新北市の五股、八里、淡水、三芝、石門、金山、万里から基隆に至るまで、北観処は適切な樹種を選定し、桜、オオバアカテツ、シャリンバイ、ヒトツバタゴ、ツツジなどを植えることで、緑の回廊とビジュアル的な景観を作り出しています。北海岸の気候に合わせて季節に合った樹木を選んで植えています。今後4年間で1万本の樹木を植える予定があります。この取り組みは皇冠海岸の持続可能な観光推進を目的としており、地元の人々が北海岸を訪れ、大自然に親しみながら貴重な思い出を持ち帰るようにしているとともに、この土地の自然生態系が長期間にわたり続くことを目指しています。
さらに、観光安全の重要性を強化するため、北観処は交通部観光署と連携し、毎年3月の第3週を「旅行安全プロモーション週間」と定めています。この期間に、飲食の安全、宿泊の安全、交通の安全、環境の安全、買い物の安全、レジャーの安全など、6つの主要な分野に焦点を当てて、一般の旅行者に対する安全意識の向上を図ります。旅行者に正確な安全情報をタイムリーに提供するだけでなく、関連機関と連携して、北海岸の危険区域の安全を合同点検、海や川での活動の安全講習、救命訓練、そしてモバイル観光安全プロモーション(情人湖公園、富貴角歩道、老梅緑石槽)を実施します。また、第一線のスタッフに対して突発的な緊急救護に関する基本的な知識と技能を強化し、地域の中学校と小学校と連携して、離岸流(岸から沖へ向かって流れる海水の流れ)、海や川でのレクリエーション活動、そして北海岸の海辺での安全に関する校内プロモーション活動を実施します。この取り組みは、淡水、三芝、石門、金山、萬里、基隆の6つの学校で行なわれます。
北海岸は北台湾の夏の水遊びで人気のある海域であり、北海岸水域レジャー活動の安全の質を高め、溺水事故の発生を防ぐため、北観処では海域安全に関する知識の普及を促進し、地域の人々の参加を高め、水域でのレジャー活動に関連する事故を減らし、安全な旅行環境を作り出すことを願っています。

北観処の呉建志副処長と石門区の呉家兆区長が共同で植樹活動に参加

石門区の呉家兆区長と富基里の曾進興里長が、新北市北海岸永続発展協会とともに活動に参加

石門区の徳茂里の沈素梅里長(町内会長)と里民(町民)が共同で植樹活動に参加

風芸術園区で植樹計画を開始

風芸術園区で植樹計画を開始

植樹の様子