北観処は、9月19日から20日まで、基隆の和平島地質公園で「2026年 島嶼生活フェスティバル~掀風潮」を開催します。このたび、イベントのメインビジュアルが初公開されました。今年のテーマは「白潮之島・掀風潮」です。基隆が400年にわたり育んできた海洋文化の記憶と、和平島の自然景観、現代のライフスタイルの美意識を融合させたイベントです。潮の満ち引きに誘われるように和平島に上陸し、阿拉寶湾で一日の最初の朝日を迎えた後は、海辺のマーケットや島でのピクニック、月夜の音楽イベントなどを楽しめます。日の出から月が昇るまで、時間とともに表情を変える和平島の多彩な魅力を体感できる催しとなっています。
和平島地質公園は、世界有数の日の出の名所であり、貴重な海食地形が見られるだけでなく、基隆が世界とつながる重要な海の玄関口でもあります。2026年は基隆400周年にあたります。「島嶼生活フェスティバル」では、和平島を起点に、過去400年にわたる航海や港湾、集落、多様な民族の交流の歴史を振り返ります。さらに、音楽やピクニックやマーケット、ガイド付き散策、持続可能な社会に向けた取り組みなどを通じて、長い歴史の中で育まれてきた豊かな海洋文化を、誰もが身近に感じ、参加し、共有できる島の暮らしの体験へと繋げていきます。
今回のメインビジュアルは、レトロな航海図を背景に、和平島の海食地形や基隆嶼、海辺の暮らしの風景を織り交ぜ、時代を超えて受け継がれてきた島の姿を描いています。画面中央で海風を受けて広がる白いテントは、「白潮の島」を象徴する最も印象的なモチーフです。白は波しぶきに由来し、純粋さや共生、持続可能性を象徴しています。また、潮の満ち引きは、基隆が400年にわたり育んできた、絶えず変化し、人々が出会い、新たな文化が生まれる活力を表しています。こうした歴史や街の記憶を現代の暮らしへと繋ぎ、島を訪れる一人一人がその物語の一部となることを目指しています。
マに、朝から夜へと移り変わる島の風景を繋ぎ、和平島ならではの自然環境や海洋文化を生かしながら、奥深い文化と暮らしの美意識、持続可能性を兼ね備えた観光ブランドの構築を目指しています。このイベントは、単なるお祭りにとどまらず、訪れる人々に新たな視点から和平島の魅力を知ってもらうことを目的としています。文字で学ぶ歴史を旅の中で実感できるものにし、持続可能性という理念を誰もが実際に参加できる活動へと繋げるとともに、音楽や日常の体験を通じて、海洋文化との新たな繋がりを生み出していきたいとしています。
阿拉寶湾に昇る朝日から始まる旅。癒やしの音色とビーチクリーン活動で島の魅力を五感で体感
一連のイベントの中でも、特別企画として「日の出美学体験ツアー」が実施されます。参加者は阿拉寶湾を訪れ、朝日に照らされる海食地形の美しい風景を眺めながら、日の出を迎えます。このツアーは、単に景色を鑑賞するだけでなく、癒やしの音色を用いたヒーリング体験や海岸の清掃活動なども組み込まれています。音や呼吸、自然環境の観察、実際の行動を通じて、人と海とのつながりを改めて見つめ直します。参加者は朝日と波の音に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごし、ヒーリング体験を通じて心身を落ち着かせます。さらに、ビーチクリーン活動に参加することで、海への感謝の気持ちを行動に移します。
「日の出を見る」という体験を、単に美しい風景を写真に収めるだけで終わらせず、自然を鑑賞し、島の魅力を五感で感じ、環境保護について考え、実践する一連の体験へと繋げます。イベントは定員制で、事前申し込みが必要です。開催回や集合時間、申し込みに関する注意事項などの詳細は、「日出美學島嶼體驗」の申し込みページでご確認ください。
2日間で7組のアーティストが出演。フラメンコや日台の音楽、インディーズ音楽が海辺で共演
9月19日から20日にかけて、「白潮ナイト」、「白潮ピクニック」、「白潮サステナブルマーケット」のほか、異文化交流をテーマにした音楽イベントが開催されます。両日とも午後5時からは、音楽を楽しむ「白潮ナイト」がスタートします。2日間で、異なるスタイルをもつ7組のアーティストが出演。フラメンコダンスや国境を越えた音楽交流、台湾のインディーズバンドによるオリジナル楽曲など、多彩なパフォーマンスが繰り広げられます。和平島が海洋文化とさまざまな音楽が交わる舞台となります。9月19日は、「迷火佛朗明哥舞蹈團(フラメンコ舞踏団)」が情熱的で躍動感あふれるダンスとリズムで幕を開けます。続いて、片山涼太、梁河懸、核果人NUTSが次々とステージに登場。海風と月明かりに包まれながら、異なる文化や音楽スタイルが響き合うひとときを演出します。ダンスや歌声、楽器の音色が言葉の壁を越えて交わる様子は、400年にわたり港湾都市として世界各地と交流を重ねてきた基隆の文化的な特色とも重なります。9月20日は、「島彩楽団 SHIMA-IRO BAND」、「四枝筆 Four Pens」、「浪犬 PillowMutt」の3組がリレー形式で出演します。「島彩楽団 SHIMA-IRO BAND」は、「島」を名前に冠したバンドで、ステージに異文化交流の彩りを添えます。「四枝筆 Four Pens」は、アコースティックギターをベースに、キーボードと温かみのある歌声を融合させた、繊細なインディーフォーク/ポップを奏でます。日本などでもツアーを行なった経験があり、今回のイベントのテーマである島を通じた交流とも響き合います。そして、「浪犬 PillowMutt」は、新世代のインディーズバンドならではの独創性とエネルギーあふれる音楽を披露。若々しさと海辺の雰囲気が融合したステージで、2日間のイベントを締めくくります。
音楽イベントのほか、会場では「白潮サステナブルマーケット」や「白潮ピクニック」も開催されます。海風を感じながらマーケットを巡り、地元ならではの食や風土の魅力を楽しむことができます。また、芝生の上で開催される「白潮ピクニックパーティー」では、参加者に白い服を着て訪れるよう呼びかけています。午後の和平島を、自然景観を楽しむだけでなく、暮らしや文化を身近に感じられる空間へと変えていきます。さらに、一連のイベントでは、基隆400周年にちなんだ島の歴史を巡るガイド付き散策も実施されます。港湾や集落、島の歴史をさまざまな角度からひもときながら、朝日に始まり、海風、そして月明かりへと移り変わる和平島の多彩な魅力を存分に体感できます。
北海岸および観音山国家風景区管理処(北観処)は、初秋の和平島を訪れ、島ならではの多彩な魅力を体験してほしいと呼びかけています。早朝には阿拉寶湾で日の出を迎え、癒やしの音色に包まれながら心身を整え、ビーチクリーン活動を通じて海岸の環境保護に取り組みます。午後はマーケット巡りやピクニックを楽しみ、夜には海風を感じながら、異なる文化が融合した音楽に耳を傾けます。一日の光の移ろいや潮の満ち引きとともに、自然、文化、音楽、そして持続可能な環境づくりに向けた活動が一体となった「白潮之島」ならではのイベントの魅力を五感で体感できます。
【イベント情報】
イベント名|2026年 島嶼生活フェスティバル
今年のテーマ|白潮之島.掀風潮
イベント期間|2026年9月19日(土)から9月20日(日)まで
メイン会場の時間|午後3時から夜8時まで
イベント場所|基隆和平島地質公園
イベント内容|白潮ナイト、白潮ピクニック、白潮サステナブルマーケット、文化を跨いだ音楽パフォーマンス、日の出美学島嶼体験、癒やしの音色によるヒーリング、ビーチクリーン、基隆400周年にちなんだ島の歴史を巡るガイド付き散策など。
出演者ラインナップ:
9月19日(土):迷火フラメンコ舞踏団、片山涼太、梁河懸、核果人NUTS
9月20日(日):島彩楽団SHIMA-IRO BAND、四枝筆Four Pens、浪犬PillowMutt
北海岸および観音山国家風景区 公式サイト
北観公式Facebookページ「幸福北海岸」


