「交通部観光局北海岸および観音山国家風景区管理処」が管轄する和平島公園および白沙湾の二ヶ所がSvayam Accessibility Awardsによる「2018年 バリアフリー観光スポット最優秀賞」を受賞。
「Svayamバリアフリー賞(Svayam Accessibility Awards)」は、2010 年10 月25 日にインドのニューデリーにあるJindal SAW有限会社傘下の「Svayam共融環境全球中心」によって創設されました。2012年からTRANSED開催期間中、現地の関連機関や団体が申し込みをし、三年に一度開催されています。異なる国で開催されており、今年の第三回目は台湾で初開催されます。この賞はバリアフリーの理念を宣伝し、バリアフリー環境を普及することを提唱しています。将来的には都市や農村に関わらず、生活のさまざまなフェーズにおいてバリアフリー環境造りが進められることを願っています。受賞対象者は主にバリアフリーの基礎建設において貢献し続けている機関や団体、個人です。「バリアフリー公共交通賞」、「最優秀バリアフリー観光スポット賞」、「最優秀バリアフリー都市賞」、および「最優秀バリアフリー宿泊賞」など六項目があります。
本処が申請した「バリアフリー環境の構築-基隆和平島公園」、および「石門白沙湾」は、それぞれ「2018 年Svayam最優秀バリアフリー観光スポット賞」を受賞しました。国家風景区管理処で受賞したのは全国で唯一です。この二ヶ所のレジャー拠点では、ソフトウェアとハードウェアの両面においてサポートサービスが改善されただけでなく、将来的にも持続的にバリアフリー環境が改善されていくことが審査チームから評価されました。
この二年にわたり、「北海岸および観音山国家風景区管理処」では、交通部観光局の政策に合わせ、汎用化した旅行環境造りに力を入れています。2018年度は広報活動を強化しており、張振乾処長によれば、和平島公園を管轄エリアに取り込んだ後、リニューアル過程においてバリアフリー環境造りを重視したとのことです。駐車場から展望台、ビーチエリア、水遊び場、歩道、トイレまで、隅々にわたるまで身体が不自由な行楽客が便利に使えるようにしています。将来的にはアイデアに溢れたデザインを施し、ハード、ソフト両面におけるサービスを改善するだけでなく、基隆と北海岸を旅行する行楽客にサプライズや便利な旅行体験を提供していきたいと思っています。