好評を博している人気講座「皇冠観光創造所」の最終回は、曼都集団の賴淑芬董事長を迎え、「ブランドを180度転換させること」について講演してもらいました。ブランドのことから顧客経営についてまで自身の経験をシェアしてもらい、ショップが観光エリアにおける目玉になることを応援しています。
賴董事長はかつて倒産の危機にあった老舗のアイスクリーム「小美」を引き継ぎ、自分自身で観察や技術の研究開発を行ない、市場の分析もしていました。「小美焙炒黒糖珍奶雪糕」が市場に出回った際には驚くべき業績を上げ、海外市場にも進出を果たしました。彼女は典型的な老舗ブランドを180度転換するのに成功し、ブランドの独自性を創造し、全面的なリニューアルを図っています。消費者に身近に感じてもらえるイメージ作りに邁進しています。
「皇冠海岸観光圈」内の景観スポットおよびショップの多くは現在、「小美」と似たような状況にあり、いかにして観光の老舗ブランドを転換させていくか,行楽客の方に毎回異なる感動を与えるかということを考えています。17軒のショップが産業スタイルのイメージを作り、観光エリアの中で模範的なショップとなり、その他のショップが共同参加していくことを進めています。予定では5月末からショップのサービスの成果を展示し、北海岸の体験ツアーを共同で推進していきます。これにより行楽客の皆様は気軽に北海岸へ遊びに行くことができるようになります。