2023年のフォルモサ北海岸芸術祭は、環境保護意識をアートと観光に結びつけたことが評価され、「ロンドン国際デザイン賞(London Design Awards)」のコンセプトデザイン-展示・イベント部門で銀賞を受賞しました。北観処によると、2024年のフォルモサ北海岸芸術祭も引き続き創造力と影響力を発揮した内容となっており、複数のアーティストによるワークショップや地域シアターなどが開催されます。9月28日の開幕式では、大規模な屋外インスタレーション作品と共同制作プロジェクトの成果発表が行われます。
2023年のフォルモサ北海岸芸術祭は、北海岸の豊かな自然生態系と文化的景観から着想を得て、台湾と日本の7人のアーティストが現地で創作を行い、それぞれの独自の文化的視点を北海岸の風景に取り入れ、観光に芸術的要素を加えました。また、ワークショップやガイドツアー、ウォーキングツアーなどのイベントを通じて、参加者が地元とのつながりを持ち、地域の環境や生活に対する理解と評価を高めました。ロンドン国際デザイン賞は、この芸術祭が文化観光を推進するだけでなく、アートと環境問題に対する公衆の認識を促進している点を高く評価しています。2024年のフォルモサ北海岸芸術祭は、社会的責任を果たしながら、北海岸の芸術観光の発展をさらに推進します。
2024年の芸術祭は「汀線トポグラフィー」をテーマに、9月は北海岸の環境や地元の文化に密接に関連した6つのアーティストワークショップが開催されます。他にも、9月7日以降の毎週土曜日にはインタラクティブ・シアターや打楽器のパフォーマンスなど、参加者も一緒になってこの地の自然や文化の美しさを探り、愛でるための多様なイベントが開催されます。9月28日にフィナーレを飾る朱銘美術館での「秋嵐邨音楽会」では、多彩なプログラムによる素晴らしい演奏が披露されます。また、28日と29日の2日間は美術館の入場が無料になり、さらに芸術祭を盛り上げる「夜間開館」が行われ、普段とは違う特別な美術館を体験することが出来ます。
皇冠海岸観光エリア
2024フォルモサ北海岸アートフェスティバル
2023年のフォルモサ北海岸芸術祭は、環境保護意識をアートと観光に結びつけたことで、「ロンドン国際デザイン賞(London Design Awards)」のコンセプトデザイン-展示・イベント部門で銀賞を受賞しました。(画像は2023年の開幕式の写真)
2023年フォルモサ北海岸芸術祭がロンドン国際デザイン賞を受賞し、北観処の陳煜川処長(左から3人目)と2023年芸術祭の朱銘美術館のキュレーターの一人である黄栄智氏(左から4人目)などが記念撮影
アーティスト劉子平による8月の金山豊漁市民活動センターでの《北海岸植物シアン版ブループリント》ワークショップで、参加者が「シアン版ブループリント」を体験
アーティスト劉子平による《北海岸植物シアン版ブループリント》ワークショップで、参加者と制作したアート作品
現在製作進行中の展示作品《10か所のバス停の華麗なる変身》
アーティスト羅景中と学生たちが共同制作した《10か所のバス停の華麗なる変身》は、すでにバス停に設置段階
アーティスト羅景中と学生たちが共同制作した《10か所のバス停の華麗なる変身》は、すでにバス停に設置段階、一部は完成
バス停に設置段階中のアーティスト羅景中と学生たちが共同制作した《10か所のバス停の華麗なる変身》、学生たちとアーティストが一緒に作品を披露
アーティスト林資芬がワークショップを通じて地域住民と共に制作した《造浪》、展示期間中に公開予定
アーティスト林資芬が地域住民と協力し、海洋廃棄物を華麗に変身させた作品《造浪》は、期間中、中角湾で展示される予定
金山老街で9月から毎週土曜日3週連続開催される「地域劇場」。2024フォルモサ北海岸芸術祭をみんなで体感しましょう。(画像は身声劇場の過去の公演写真)