台湾北海岸から生まれる唯一無二の持続可能な未来をテーマに、交通部観光署が指導し、北観処が主催、そして北海岸に位置する有名な朱銘美術館が運営する「2024 年フォルモサ北海岸アートシーズン」が本日(9月28日)、朱銘美術館で開幕式を開催しました。地域住民と訪れる人々に向けて北海岸で共に意義深いアートコーストを創造することを呼びかけています。
ローカルとグローバルの融合 - 開幕式ではインディーズバンドが台湾の若者の活力を表現
フォルモサ北海岸アートシーズンは「秋嵐邨音楽会」を開幕イベントの目玉とし、アーティストチームによる作品『海廃調』がその幕開けを飾りました。続いて、台東出身のパイワン族バンド「MATZKA」と新世代バンド「鹿洐人(Human Hart)」が熱気あふれるパフォーマンスで会場を盛り上げました。彼らの音楽は世界と自由に、そして真摯に向き合い、台湾の若い世代を象徴しています。
アートコーストの創造 - 地元資源をつなぎ、魅力的な海岸を共に創り上げる
2024年フォルモサ北海岸アートシーズンのテーマは「濱線測繪(Walking The Shoreline)」で、現代アートならではの感性豊かな体験を通じて、観客を数多くの入り江を持つ海岸線を再発見するように導き、意義深い魅力的な海岸を共に創造することを目指しています。
「濱線」とは海岸線前方の海水と陸地の境界線を指し、潮の満ち引きによって変動する可能性に満ちたエリアです。この海岸エコロジーの想像によるアートシーズンは多様な芸術表現の潮間帯として創造力が集まる入り江を作り出します。
このため、キュレーターはフィールドワーク、地域参加、コミュニティデザイン、アート集落の連携など、多様な形式のアートプロジェクトを企画しました。今年5月からは文化歴史研究者や自然エコロジーの教師による10回以上の前段階のイベントが催され、20人以上のアーティストが基隆、萬里、金山、石門、三芝の各地でコミュニティにアートを取り入れる創作活動を進め、アートシーズンの序章が開かれました。
9月28日~10月20日 - 意義深いアートコーストの共創
アートシーズンではメインエリアとサブエリアに分かれて展示が催されます。メインエリアでは屋外の大規模なインスタレーション作品が萬里大鵬足湯公園、金山朱銘美術館、中角湾ビジターセンターに展示されます。ここではアーティスト・李承亮の《気候中站》、呂沐芢の《山海合奏曲25-121》、林資芬の《造浪》がそれぞれ展示されます。また、アーティストの簡俊成と羅景中、陳麒任が復興高校と金山中学の学生たちと共に制作した《12座公車亭的華麗変身》は台2号線沿いのバス停に展示され、北海岸のミニトリップで驚きの楽しみとなるでしょう。
劉子平「海潮」と「植道」:海のそばで生きる生態系」_金山の海上日出海洋カフェ
姚瑞中《地獄空の八仙が海を渡って龍宮へ+魔地仏》展覧会場一隅_三芝ビジターセンター
李承亮《気候中站》_萬里大鵬足湯公園
李珮瑜《公共温泉私領域》_金山豊漁社区温泉浴室
江慧琳《風中漫漫》 _三芝雙湾サイクリング道路軍人トーチカ
洪韵婷+蔡坤霖_《「移動の金山聲景」フィールドワーク計画》
石孟鑫《羽毛》_基隆湖入り江
簡俊成x復興高校の共同制作《12ヶ所のバス停の華麗なる変身》の1_崩山口バス停
陳麒任《12ヶ所のバス停の華麗なる変身》の1_中角湾バス停
太認真(郭柏俞+佘文瑛)《青鱗磺火》_金山磺港大橋バス停
王秀茹《海辺の鳥地方—海浜シルエット計画》_石門富貴角風芸術キャンプエリア
呂沐芢《山海合奏曲 25-121》_金山朱銘美術館
李勇志《月蝕》_石門石門洞
李慈湄《死語,生韻》_金山獅頭山登山歩道東屋
林資芬《造浪》_金山中角湾ビジターセンター
虹橋民宿:楊景堯《地.符.文字獣》_三芝虹橋民宿
陳肇驊《水不平,心不静》_金山老街海辺ビーチ
劉致宏《一つの石,一片の海岸》_石門白日夢Tea & Café
羅景中x金山中学共同制作《12ヶ所のバス停の華麗なる変身》の1_磺渓橋バス停
大集合写真
長官や貴賓と展示参加アーティストとの集合写真