北観処では行政院国家発展委員会が主催する「2022年国家永続発展賞(国家サステナブル発展賞)」の政府機関部門賞を「官民協力・サステナブルツーリズム・アイランド計画」で受賞し、北観処と地元事業者「宏岳國際有限公司(以下、宏岳公司と略)」との協力し合い、持続可能な観光と地域ケアの成果を長期にわたって実践してきたことが評価されました。
2014年に北観処が和平島公園を買収した後、「施設の減量」、「環境の優先」、「国際基準」、「観光客の利便性」の4つのコアバリューを順守し、景勝地の観光の発展を促進してきました。まず、環境資源の調査を実施し、園内にある「世界的にも豊富な400年以上の民族史」、「奇岩の景観」、「世界で最も美しい21の日の出」などの潜在的な美しさを持っていることが確認されました。「和平島の美しさを取り戻す」を本来の目的とし、「持続可能、ローカル、インターナショナル」をコンセプトに、景観環境などの公共施設の改修・整備に着手し、 「住民の生活と産業の活力の回復」、「官民連携による地場産業とブランドの育成」などの戦略を打ち出し、民間機関が運営に参加し、経営を分業させるようにしています。
「保護が第一、教育と学術研究は第二、ビジネスは最後」というコンセプトに基づいて、北観処では地質公園の4つの開発コアに焦点を当てて、和平島公園を「国際的な持続可能な観光アイランド」に構築することを目指しています。「景観保全、環境教育、景観観光とコミュニティ参加」を公園開発の最高指針とし、ジオパークネットワークへの加盟、持続可能な活動認証の取得、国際留学生の招へい、協会の訪問など国際基準に沿った活動を行なっています。 .
和平島公園は、古くて伝統的なイメージを取り除き、成長を続け、2018年に「svayam最優良バリアフリー観光景観スポット賞」、2020年に「ムスリム友善環境ライセンス」、2021年に第九回台湾景観大賞の「風景レジャー部門傑出賞および年度トップ賞」、財政部の第19回民間参与公共建設金擘賞の「政府団体賞—優等」、2022年には交通部服務賞を受賞したのち、サステナブルツーリズムが再び評価され、国家永続発展賞を受賞しました。
陳美秀処長によれば、北観処は「持続可能な観光開発」というコアバリューを堅持し、皇冠海岸観光圏を繋げ、トップ100の観光地大会に参加、および、エコツーリズムの目的地ラベル認証を取得し、「国際的な持続可能な観光の島」という目標に向かって邁進続けるとのことです。