豆知識
灯台は一般的には白色ですが、ここでは黒白のストライプに塗られています。灯台の最も主要な役割は船が識別しやすいことですが、ここではそれだけでは足りないため、特別に強力な霧笛を備え付けています。もともとは大型石油タンカーに設置されていたものであり、海上で濃霧に遭遇した際には霧笛を鳴らし、周囲の船に衝突を避けるよう警告するのが主要目的でした。もちろん灯台に設置されている霧笛も同様の役割を果たします。霧が濃い天候で昼夜を問わず霧笛を鳴らせます。霧笛は1分間に1回、毎回最大5秒鳴ります。その音量は4カイリ(7キロ)先の外海まで届きます。