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燭台雙嶼(燭台のように見える2つの島嶼)

「金山八景」の誉れ高い燭台雙嶼は、高さ約60メートル。もともとは礦港半島の一部でしたが、地盤の上昇に加えて、海水に間断なく浸食され続けたことにより、半島から分断されました。隆起した岩礁は、長い間、波に浸食され続け、しまいには下の方に穴があいて、海にかけられた石のアーチのようになりました。その後アーチ部分が崩壊。石柱だけが残されました。石柱は下がつながり、海面上でふたつに分岐していて、まるで一対の燭台のように見えることから、「燭台雙嶼」と呼ばれるようになりました。

「燭台雙嶼」には胸を打つ感動的な愛の物語が秘められています。 言い伝えによれば、夫が船で出て行った後に行方不明になり、残された妻はいつか夫が戻ってくると固く信じ、毎日海岸で待っていたといいます。しかし、彼女は夫が帰ってくるのを待たずに、石になって待ち続けました。その後、夫が帰ってくると、石になった妻を発見し、一日中巨岩のそばで泣いて過ごし、最後には自分も石になり、その傍に添い続けたそうです。

さらに、獅頭山公園歩道の突き当りにある中正亭は燭臺雙嶼を撮影したり、海景色を眺めたりするのにベストなスポットとなっています。遠くから眺めたり、俯瞰したりすると、広々とした視界に金山海岸の豊富な地形景観が目に入ってきます。何にも勝る美しさです。

旅行情報

  • 住所:新北市金山区獅頭山公園海濱
  • 営業時間:年中無休
  • クレジットカード:

交通情報

  • 国光バス:電話番号:0800-010-138、886-2-2383-2783
  • ロイヤルバス:電話番号:0800-551-687、886-2-8295-7022
  • 基隆バス:電話番号:0800-588-010、886-2- 2432-3185、886-2-2433-6111
  • 淡水バス:電話番号:0800-002-277、886-2- 2621-3340

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最終更新日:2024-05-20 18:09
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