芝蘭公園の海上展望台

台2号線の淡金公路16キロ地点に位置する三芝区の雙湾サイクリング道路。このそばにある芝蘭公園の海上展望台はもともと1992年に建設されました。基礎となる部分と展望台部分の二層構造になっており、高さは約3メートルありました。展望台部分は公園そばの歩道や浅水湾ビーチに繋がっており、かつては北海岸の有名なレジャースポットであり、結婚写真の撮影スポットとしても人気がありました。しかし長期にわたって海蝕の影響を受けたことにより、2015年に取り壊されました。

近年、専門家チームが調査した結果、耐久性と安全性を優先的に考慮し、海上の展望台部分を残しながら再建することになりました。中央政府と地方政府の協力のもと、三芝の芸術家である胡棟民氏らが環境美学の顧問である陳俊良氏と協力し、デザインしました。高さは約3メートルで、歩道の長さは約43メートルあります。ロマンチックな造りで、海上に伸びた観賞台からは夕陽が眺められます。行楽客の皆様はそよ風に当たりながら、ゆっくりと美しい展望台を歩き、北海岸の夜霞の絶景も眺めましょう。