「老長生」は基隆で60年以上ににわたり、自然の漢方に携わり、伝統的な生薬をその場で調合するサービスを提供してきました。時代の変化により、伝統的な漢方が衰退しつつある中で、「老長生」は父親の専門的な漢方の知識と、4代にわたる食品の知識を掛け合わせて、漢方に新たな可能性を切り開きました。養生膳食の開発を起点とし、父子でそれぞれのジャンルを結びつけ、漢方を単なる生薬ではなく、現代の健康志向に合った食品として再定義しています。伝統的な薬草文化を継承しつつ、基隆の地元の記憶を取り入れ、基隆を代表する観光土産として発展させることを目指しています。